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●Chapter 321 アサガオを育てよう@アサガオで和の味わい 2006. 6. 2 ON AIR

 いよいよ6月。カレンダーは夏になりましたね。
日本の夏に欠かせない花、というと、やはり一番に思い出すのは「アサガオ」ではないでしょうか?

 ということで、今回からはそんな「アサガオ」にスポットを当ててお送りする特集、「アサガオを育てよう」
 アサガオについての話題から種まき、そして、いろいろなスタイルに仕立て上げる方法などをご紹介して いこうと思います。
 
 その第1回目は、アサガオについてのお話、「アサガオで和の味わい」です。


 アサガオというと、夏の庭には欠かせない存在ですよね。小学校でもアサガオの観察があるように、ほとんどの人 が種まきをした経験のある花、といっても良いくらいにポピュラーな花だったりします。

 日本へはじめてやってきたのは、奈良時代末期に遣唐使が持ち帰ったという説など、いろいろな説がりますが、はっきりした ことは判っていないようです。その後、江戸時代に観賞用の花に品種改良され、鉢植えのアサガオを牛車に乗せて売る姿が 見られたそうです。
 また、この頃から品種改良も盛んに行なわれるようになりました。
 主な品種としては、大輪アサガオと変化アサガオに大別されます。

 さて、学校のアサガオの観察などでも、たいていの場合は5月ごろに種まきを行ないますが、種まきできる期間は意外と 長く、8月ごろまでまくことができます。

 種まきの時は、前の夜から一晩、水に浸けておくと発芽しやすくなります。
 種まき後は、約1cmくらいの土をかぶせてやりましょう。

 ということで、次回は発芽してからのポイントについてをご紹介して行きましょう。

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●Chapter 322 アサガオを育てようA芽が出てからのポイント 2006. 6. 9 ON AIR

 前回からお送りしている「アサガオ」にスポットを当ててお送りする特集、「アサガオを育てよう」

 第2回目は、「芽が出てからのポイント」をまとめてみることにしましょう。

 アサガオは、一鉢で種まきから育て上げることもできる比較的簡単な花ですが、すこし手間を掛けてやると さらに立派に育て上げることができる花です。

 種まきしてから芽が出て、最初に手間を掛けてやるのは、鉢の移植です。

 だいたい、双葉が完全に開いた頃に、4号鉢程度の大きさに植え替えてやるか、再度植え替えをしない場合は、 5〜7号鉢くらいの仕立て用の鉢に植え替えます。植え替えのときに、根の先を軽くつんでやると、丈夫な苗に育てる ことができるそうです。

 次に手間を掛けてやるのは、本葉5枚程度になった時の、芽の摘み取り(いわゆる摘心)です。

 仕立て方により多少異なりますが、支柱に絡ませて育てる場合は、本葉5枚程度になった時に、一番上の茎の部分を摘んで やるか、もしくは10枚程度になった時に、下から5枚ほどを残して、その上の部分を摘んでやります。

 なお、路地や庭などで、自然に支柱などに絡ませる場合は、特に作業は必要ないでしょう。

 この時期のポイントとしては、日当たりの良いところで管理すること。そして、水やりを少し控えめにして、丈夫で 根の張りを良くさせるようにします。

 次回からは、いろいろな仕立て方についてのご紹介をしていきましょう。

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●Chapter 323 アサガオを育てようBいろいろな仕立て方〜行灯仕立て 2006. 6. 16 ON AIR

 日本の夏には欠かせない「アサガオ」にスポットを当ててお送りしている「アサガオを育てよう」

 今回からは、アサガオのいろいろな仕立て方についてご紹介しましょう。

 アサガオは、観賞用として育てることに人気が出た江戸時代以降、いろいろな仕立て方の形が生まれてきて、明治時代には 各地域でも特有の仕立て方が生まれてきました。
有名なものとしては「京都の数咲き作り」、「名古屋の盆養作り」、「肥後アサガオの小鉢作り」などがあります。
また、それにあわせて東京の朝顔市も、明治時代に始まったようです。

 今回は数ある仕立て型の中から、もっともポピュラーな「行灯作り」にチャレンジしてみましょう。

 「行灯作り」は名前の通り、アサガオのつるを3本の支柱と3段の輪を使って螺旋状に施し、行灯のような形に仕立てる 育て方です。

 まずは、前回ご紹介したとおり、本葉5枚程度になった頃に、一番上の茎の部分を摘んでやり、脇から芽が出るように します。そのころに支柱立てを行ないます。
 その後、脇芽が5〜6箇所出てきたら、上から3箇所を残し、あとは摘み取ります。
 さらに、ツルが15cmくらいに延びてきた頃、いちばん元気なツルだけを残して、あとのツルは根元から摘み取ります。

 残したツルが伸びてきたら、支柱に螺旋状に巻いていきます。
 アサガオは原則、左巻き(上から見ると反時計回り)にすると良いそうです。また、時々確認して、ビニルタイなどを使って、巻き方を補助してやります。
 また、ツルの下葉にできる脇芽も、摘み取っていきます。

 ツルが伸びてきた時には、丈夫なツルにするため、肥料を施します。また、花が咲くまでは水のやりすぎには注意するように しましょう。

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●Chapter 324 アサガオを育てようCいろいろな仕立て方〜数咲き作り 2006. 6. 23 ON AIR

 アサガオのいろいろな仕立て方についてご紹介しています、「アサガオを育てよう」。

 今回は、京都地方で考え出されたという仕立て方、「数咲き作り」のご紹介をしましょう。

 「数咲き作り」もやはり、各地域でアサガオのいろいろな仕立てが盛んに作られていった明治時代初期に創案された 仕立て方法です。
 この仕立て方の特徴は、つるを伸ばさずに、鉢にこんもりとしたような形の株に仕立て上げ、1株にたくさんの花を同時 に咲かせるのがポイントとなっています。
 主に花の数は5〜24個とされているようで、できるだけたくさんの大輪の花をつけさせることを競う仕立て方でも あります。

 この仕立て方の作り方は、まず、一番上の茎の部分を摘んでやり、さらに脇から出たツルも摘み、さらに脇から出たツルも 摘む、といった具合に、人為的に枝分かれをたくさんさせてツルを伸ばさないようにします。

 このようにして孫ツルをたくさん作り、このツルに花芽をつけさせると、こんもりとした形の株に仕立てられ、たくさんの 花をつけることができます。

 数咲き作りでは、大輪の花をいかにして同時に咲かせるかがポイント。
 同時に咲かせるには、長年の経験と勘が必要のようです。

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●Chapter 325 アサガオを育てようDいろいろな仕立て方〜らせん作り 2006. 6. 30 ON AIR

 アサガオのいろいろな仕立て方についてご紹介してきました、「アサガオを育てよう」。

 最終回の今回は、東京地方の仕立て方で昭和初期に考案されたという、「らせん作り」という仕立て方をご紹介をしましょう。

 この「らせん作り」は、あさがお市などでもよく見られる仕立て方の一つのようで、螺旋状の針金にツルをはわせる作り方です。
 らせん作りのメリットは、末広がりの形をしているために、花が外からよく見えるようになることです。

 あさがお市などでよく見かける仕立て方とはいえ、仕立て用の螺旋状の針金を備えた支柱というのは、なかなか市販されていないようで、 自作するのが基本のようです。

 らせん作りの仕立て方ですが、まず、鉢の中央に支柱を1本立てます。
 そのあと、すそ広がりのらせん形にまいたはり金を用意し、先ほど立てた支柱にとりつけます。

 その後は、伸びてきたツルを、らせん状の針金の下から順に絡ませていきます。

 ツルは行灯作りと同じように、ツルが15cmくらいに延びてきた頃、いちばん元気なツルだけを残して摘み取り、残したツルを 絡ませるようにします。

 仕立ての外から花が見やすい形に育てられるため、比較的大輪のアサガオで育てられることが多いようです。

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●Chapter 326 プチ・ヒマワリフリークになろう!@ゴッホのヒマワリ 2006. 7. 7 ON AIR

 いよいよ7月ですね。
 梅雨明けまであとわずか。梅雨が明けると本格的な夏に突入です!

 そんな夏に似合う花というと、やはり「ヒマワリ」ではないでしょうか?

 というわけで、今回からの特集はそんなヒマワリの豆知識をご紹介しながら、ちょっぴり話しのネタにしていただこう、という企画、 「プチ・ヒマワリフリークになろう」をお届けしていきます。

 そんな第1回目は「ゴッホのヒマワリ」です。

 「ゴッホ」と聞いて思い出すのは「豪快なヒマワリの絵」と、さほど絵に詳しくなくても答える人が多いのではないでしょうか?
 それほど印象的な「ゴッホのヒマワリ」ですが、描かれているのは実は2種類のヒマワリだ、というのを思い出せる人は少ないのでは ないでしょうか?

 描かれているヒマワリ2種類のうちの一つは「ソレイユサンプル グラン」という品種です。
 このヒマワリは一重咲きの品種で、背丈が2mくらい、花の大きさが30cmにもなる、とても大柄の種類です。

 そして、もう一つが「ソレイユ ジェアン」という品種のヒマワリで、こちらは八重咲きの品種です。

 ゴッホが描いたこれらのヒマワリは、フランスはアルル地方のものといわれています。この地方では古くから、ヒマワリ油を取るために さかんに栽培されていたものだそうで、現在でもフランスは、ヒマワリ油の生産では屈指の国になっています。

 さて、ゴッホが描いた有名な「ゴッホのヒマワリ」の絵は、1889年の夏に描かれた作品です。
 ゴッホのヒマワリの絵というと、一般的にはこの絵のことを言われますが、実はゴッホはこのほかにも合わせて12枚のヒマワリの 絵を発表しているのだそうです。


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●Chapter 327 プチ・ヒマワリフリークになろう!Aヒマワリの基礎知識 2006. 7. 14 ON AIR

 まもなく梅雨明けの今日この頃。そろそろヒマワリの花が咲いているところを、ちらほらと見られるように なりましたね。

 夏に似合う花、「ヒマワリ」の豆知識をご紹介しながら、プチ・ヒマワリフリークになろう!という特集 でお送りしておりますSplash Garden。
 今回はヒマワリについての「基礎知識編」です。

 夏の空の下に大胆に開く姿は雄大なものですが、原産地はそんな姿が想像できる、北アメリカの中西部です。
そんな北アメリカ中西部では、紀元前からインディアンの食用として重宝されていたそうです。
その後、16世紀のはじめにスペイン人によって種が持ち帰られ、スペイン国内で栽培されるようになりました。
それから100年後の17世紀になってようやく国外に持ち出され、ヨーロッパ各国で広く栽培されるようになった ということです。
 なんと、その頃と同じくして17世紀には、日本にも伝来した、ということだそうです。

 さて、ヒマワリはキク科・ヒマワリ属の1年草です。
現在では品種改良が盛んに行なわれていて、巨大輪の高性品種から中小輪の矮性品種まで豊富な種類があり、その他には 八重咲きの品種もあったりします。

 ちなみに、ヒメヒマワリという品種がありますが、こちらは「ヘリオプシス属」に属するとされていて別種ではありますが、 ヒマワリと交配させた品種もあるそうです。

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●Chapter 328 プチ・ヒマワリフリークになろう!Bヒマワリの語源 2006. 7. 21 ON AIR

 いよいよ夏休みに入りましたね!
夏休みに似合う花の一つ、「ヒマワリ」の豆知識をご紹介しながらお送りしている特集、「プチ・ヒマワリフリークになろう!」
 今回は、「ヒマワリ」という名の語源についてご紹介しましょう。

 古代インカ帝国では、ヒマワリは太陽神の象徴として崇められてきたそうです。
 また、英語でヒマワリは「SunFlower」と言いますが、これもSun=「太陽」Flower=「花」、つまり太陽の花ということで、 いずれも太陽に関連していますね。
 英語での「サンフラワー」はその名のとおり、「太陽に姿が似ている」という意味でつけられたのだそうです。

 一方、日本語の「ヒマワリ」とは、どのような意味があるのでしょうか?

 ヒマワリを漢字で書くと「向日葵」、つまり日に向かう葵(あおい)という意味になります。
 また、もともとヒマワリは「日・廻る」という意味で名付けられたとされています。

 つまり、日を追って廻る、という意味でこの名前がついたとされており、実際花の咲き始めるころまでは、葉や花になる部分が 太陽の方に向いて廻ります。

 これは実際は、光が当たらない部分の方が、光が当たる部分よりも成長ホルモンの濃度が高くなって早く成長するため、太陽に 向かって動くように見える、という仕掛けだそうです。

 花が咲き始めることになると成長が遅くなってくるため、太陽に向かって動くということはなくなるのだそうです。

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●Chapter 329 プチ・ヒマワリフリークになろう!Cヒマワリを食べよう 2006. 7. 28 ON AIR

 夏がとても似合う花、「ヒマワリ」の豆知識をご紹介しながらお送りしてきた特集、「プチ・ヒマワリフリークになろう!」も今回が 最後になりました。
 そんな最終回は、「ヒマワリを食べよう」というお話です。

 というと、「ヒマワリって食べられたっけ?」と言う方も多いと思いますが、もちろんそのまま食べるわけではありませんね。

 まず、一つ目の方法は「ヒマワリ油」です。

 昔から、ヒマワリ油は食用としてヨーロッパなどでは広く栽培されてきました。
主にヒマワリ油は、リノール酸やオレイン酸、ビタミンEといった、身体に良い成分が含まれています。
 リノール酸はコレステロールを減少させる効果が、オレイン酸はコレステロールを減少させ、胃酸の分泌を調整する効果が、 また、ビタミンEは活性酸素を抑え、過酸化脂質が生成されるのを防ぐ効果があります。

 ただし、リノール酸を多く取り過ぎることで過酸化脂質となって、がんの原因になるとされています。

 そのため、最近のヒマワリ油ではリノール酸の含まれる量を抑えて、オレイン酸を多く含むヒマワリ油が開発され、より身体に やさしい食用油として商品化されています。

 そして2つ目は、「ヒマワリの種」です。

 ヒマワリの種はおつまみとしても有名ですが、ヒマワリから取り出した種を日干しし、食べる前に軽くフライパンで炒って『皮』を 剥いて食用とします。
ケーキやクッキーなどの生地に練り込んで使っても、おいしく食べられますね。
 ひまわりの種には良質のたんぱく質・マグネシウム・カルシウム・鉄分・亜鉛・ビタミンE、B1、B6が含まれており、いずれも不足がち な成分を取ることができます。そのため、スポーツ選手などにもヒマワリの種の愛好家が多いそうです。

 そして最後に「ヒマワリの花びらと葉」。

 花びらは、生のままお茶にし、乾燥させた葉を煎じて飲めば、痰を切る効果があるといわれています。

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●Chapter 330 夏休み!真夏の野草をチェックしよう@ツユクサ 2006. 8. 4 ON AIR

 8月に入りましたね。今年の夏は出だしの天気が不調だったので、まだまだこれから期待したいところ。
そんな夏休み真っ盛りにお届けするのが今回の特集、「真夏の野草をチェックしよう」。
今回からは、道端などに今咲いている野草をチェックしてみよう、という夏休み企画をお届けします。

 というわけで、第1回目は「ツユクサ」です。


 あざやかな青色の花がひときわ目に付く、清楚な感じの野草なのがこのツユクサですね。
梅雨の時期に咲くので「ツユクサ」だと思っている人も多いのではないかと思うのですが、実はこの名前の由来は 「早朝から花が咲いて、『朝露(あさつゆ)』をおびて花を咲かせている」という様子からこの名前が付いたのだとか。
 そのほかにも、ツユクサの花のしぼり汁で着物を染めたことから『着草(ツキクサ)』とよばれていたものが、いつしか 「ツユクサ」に変わったという説もあったりします。

 そんな「ツユクサ」は、 ツユクサ科・ツユクサ属の一年草。

 2まいある花びらが印象的なのですが、よく確認すると下のほうに白く小さな花びらが1枚付いています。
また、めしべは1本、おしべは6本ありますが、6本のおしべのうち、黄色で目立つ3本のおしべは花粉を出さないため 「かざりおしべ」とか「仮おしべ」などと呼ばれています。

 これは、蜜を食べにきた虫たちに、「かざりおしべ」に気を取らせて、花粉を出すおしべを食べられてしまわないように するという知恵ではないか、と言われています。

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●Chapter 331 夏休み!真夏の野草をチェックしようAエノコログサ 2006. 8. 11 ON AIR

 夏休み真っ只中! 夏といえば、よりいっそう自然と遊べる機会が増える時期でもありますよね。
そんな時期に、いろいろな野草をチェックしてみよう!という特集をお届けしている第2回目は、子供の頃にも誰しも 遊んだ経験があるのではないか、という野草、「エノコログサ」をご紹介しましょう。

 「エノコログサ」の名前の由来は、「犬ころの草」と言われていたものが訛って「犬ころ」→「エノコロ」となったと 言われています。犬ころの草と呼ばれていたのは、その姿が犬のしっぽに似ているからだといわれています。
同じように海外に行くと、英語では「Foxtail grass」つまりキツネの草、キツネのしっぽに似ている草、といわれ、 発想は日本と同じですね。


さて、「エノコログサ」と言って判らない方も、「猫じゃらし」といえばピンと来るのではないでしょうか?
そのように、昔からなじみの深い野草だったりします。

そんな「エノコログサ」は、イネ科・エノコログサ属の一年草。

ちなみに紫色の毛のエノコログサを「ムラサキエノコロ」と言って区別する場合もありますが、混生する場合もある ので、さほど厳密には区別しないようです。

このふさふさとした部分は「花穂」と呼ばれ、その「花穂」は夏から秋にかけてつけて、特徴的な姿を見せてくれます。

背丈は40-70cmくらいにもなります。

いろいろな場所で生育できる性質からか、異変種もたくさんあります。

先ほどご紹介した、紫色の花穂を付ける「ムラサキエノコロ」や、海辺で生育する「ハマエノコロ」、また粟とエノコロ グサとの雑種である「オオエノコロ」などが、代表的な異変種だといわれています。

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●Chapter 332 夏休み!真夏の野草をチェックしようBオオバコ 2006. 8. 18 ON AIR

 暦の上では秋とはいえ、一番暑さの厳しい時期ですね。
そんな暑い時期ではありますが、屋外に出たときは、真夏の野草をチェックしてみませんか?

 と言うわけで3回目になりました、「夏休み!真夏の野草をチェックしよう」の特集。今回は漢方薬としても知られていて、 最近ではダイエットにも使われると言う身近な野草、「オオバコ」をご紹介しましょう。
 日本全土に広く分布する「オオバコ」は、土が踏み固められたところでも生育できる、代表的な野草です。
その性質が特徴的なため、「車前草(しゃぜんそう)」とも言われています。
 「車前」とは漢名で、車(牛車・馬車)が多く通る、ほかの草花が育ちそうもない土の端にでも、力強く生えることができる ことから、この名前がついたとされています。
 また、「オオバコ」と言う名前は、漢字で書くと「大葉子」、つまり、広く大きな葉がつくことからこの名前が付きました。

 そんなオオバコはオオバコ科・オオバコ属の多年草。

 花の時期は、4月〜9月ごろです。
花の時期になると、花茎(かけい)と呼ばれる花の付く細長い茎を伸ばし、その周りに小さなたくさんの白い花を咲かせます。

 オオバコは昔から漢方薬としても重宝されてきました。
成熟した種子を乾燥させた物を「車前子(しゃぜんし)」、花の時期のオオバコをすべて乾燥させた物を「車前草(しゃぜんそう)」、 葉だけを乾燥させた物を「車前葉(しゃぜんよう)」と言い、消炎、利尿、止瀉剤として利用されます。

 また最近では、ダイエット食物としても活用されています。
利尿効果と食物繊維がたくさん含まれることと、種子の皮を砕いたものを水で溶かすとゼラチン状に膨れ上がることから、 食べると満腹感を得られることから、ダイエット効果があるのだそうです。

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●Chapter 333 夏休み!真夏の野草をチェックしようCスベリヒユ 2006. 8. 25 ON AIR

 夏休みもあとわずかですね。
ようやく夏が来たかと思えばもう終わり。みなさん、この夏にやり残したことはないですか?

 と言うわけで「夏休み!真夏の野草をチェックしよう」の特集をお送りしてきました第4回目の最終回は、 園芸種に改良されたものも数多く出回っている、多肉植物の野草では代表的な「スベリヒユ」をご紹介しましょう。
 この「スベリヒユ」は、世界中の熱帯から温帯にかけて幅広く分布する多年草です。多肉植物ということもあり、 真夏の乾燥時期でも、他の野草は枯れてしまっても、この「スベリヒユ」だけは元気に育っている、と言う姿を 見かけることがあるくらい、乾燥にも耐えられる野草だったりします。

 そんな「スベリヒユ」はスベリヒユ科・スベリヒユ属の多年草。

 この「スベリヒユ」という名前は、茎や葉がつるつるとしていて滑りそうな「ヒユ」に似た草であること、また、 茹でるとヌルヌルとして滑るから、などと言った理由でつけられたとされています。

 そういった語源からも判るように、茹でて食べる習慣のある地域もあるそうです。

 花の時期は、7月〜9月ごろ。だいたい1cm弱の黄色い花を咲かせます。
 また、葉は水滴の形をしていて分厚く、茎は赤色をした特徴的な形をしています。

 スベリヒユは盛んに園芸種に改良されているようで、たとえばこの時期におなじみの花「ポーチュラカ」は、スベリヒユの 改良園芸種の代表だったりします。
 また、花が赤色や黄色の牡丹に似た形の「マツバボタン」も、スベリヒユの園芸改良品種です。

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●Chapter 334 秋です!秋の花といえば「コスモス」@コスモスを育てよう 2006. 9. 1 ON AIR

 まだまだ残暑が厳しいですが、カレンダーではもう9月ですね。

 と言うわけで、いよいよ秋がやってきました。
秋に思い出す花の代表の一つといえば、やはり「コスモス」をあげる人も多いのではないでしょうか?
日本名を「秋桜」というくらいに、日本人には馴染み深い花の一つですね。

 と言うわけで、今回からの特集は、「コスモス」についての育て方や豆知識などをご紹介していこうと言う特集、 「秋の花といえばコスモス」をお送りして行きましょう。

 第1回目は、「コスモスを育てよう」です。

 まず、コスモスを増やすには基本的には種まきからスタートするのですが、意外とちょうど今頃(9月ごろ)に 種まきを行なっても、この秋に十分楽しむことができるので、まだまだこのシーズンに育てることができます。
 ちょうど今頃に種まきを行なうには、早生系のコスモスを選びます。だいたい種まきから60日前後に開花するので、 この秋にも十分楽しむ事ができる、と言うことです。

 そんな「コスモス」は、キク科コスモス属の一年草。

 コスモスの種類は、高性種、矮性種、そして花の形は八重や筒状のものなど、また色も多彩なものが作られています。
 今頃の種まきなら、高性種を蒔いても、矮性種と同じくらいの高さの花に仕上げる事ができます。

 コスモスを育てる場所ですが、ここのとこ休墾田などでコスモス園を作ることが各地で行なわれているのに 見られるように、比較的育てる場所を選ばないのが特徴です。
 そういった事からも判るように、種まきは路地に直接蒔いてもかまいませんし、鉢植えやコンテナなどで育てる場合は、 園芸箱などにまいて、植え替えをする方法を取る事もできます。
 どちらも種まき後は、薄く土をかけるか、ほとんど覆土はしないかにします。

 園芸箱にまいた時には、だいたい本葉が5〜6枚程度になったころ、本鉢に植え替えを行ないます。

 肥料は生育期に、緩行性肥料を与えておくと良いでしょう。

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●Chapter 335 秋です!秋の花といえば「コスモス」Aコスモスの由来 2006. 9. 8 ON AIR

 ようやくちょっぴり日差しが秋めいてきたような今日この頃ですね。

 と言うわけで、秋の代表的な花、コスモスを特集してお届けしています「秋です!秋の花といえば「コスモス」」。
今回は、コスモスの由来についてのお話です。

 コスモスの原産地はアメリカ大陸のメキシコあたりの高原地帯です。

 18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、「コスモス」という名前が付けられたのだそうです。
 この「コスモス」と言う名前は、ギリシャ語で「生命、調和、宇宙」を意味する「コスモ」から取られました。
「コスメティック」「コスモポリタン」などの語源も、このギリシャ語の「コスモ」を由来とする言葉ですから、おそらく 花の美しさや気品さから名づけられた名前なのであろう、と言うことが伺えますね。

 さて、日本で大変馴染みの深いこの「コスモス」、その後日本にやってきたのは実は最近のことで、19世紀後半の 明治10〜20年頃のようです。
 いろいろな西洋文化とともにやってきたコスモスも、日清戦争のころから国内で広がりました。
大正文化の発展とともに瞬く間に日本中にひろがり、話題の花になったということです。

 その後、品種改良も行なわれ、多彩な品種が出回るようになりました。

 また、減反の影響で各地で休墾田がたくさんできたのを契機として、たくさんのコスモスが休墾田にまかれるようになり、 より一層馴染みのある花となりました。

 ちなみにおとなり中国や韓国でも、コスモスは馴染みの深い花となっており、韓国の京畿道(キョンギド)坡州(パジュ) 市では、市の花に選ばれています。

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●Chapter 336 秋です!秋の花といえば「コスモス」B黄色い色のコスモス 2006. 9. 15 ON AIR

 道端でもコスモスの花が咲き誇る姿をよく見かけるようになった今日この頃ですね。

 「秋です!秋の花といえば「コスモス」」と題して、秋の代表的な花「コスモス」の特集をお送りしています。
今回は、「黄色い色のコスモス」というお話です。

 コスモスの色として思い出されるのは、赤や白、オレンジと言ったところが代表的ですが、最近の品種改良でいろいろな 色のコスモスが出回り始めました。
 中でも「黄色」のコスモスは、もともと黄色の色素がコスモスにはなかったようで、いろいろと研究されていたようです。

 現在では「イエローガーデン」や「イエローキャンパス」と言う名前で、黄色のコスモスが出回っています。

 「イエローキャンパス」は「イエローガーデン」の改良品種ですが、その「イエローガーデン」は、玉川大学農学部の 育種学研究室が30年以上の歳月をかけて開発した品種なのだそうです。

 この黄色いコスモスは、農学部の教授だった佐俣淑彦教授によって開発のきっかけがうまれたそうで、もともと、コスモスの 原種に近い品種、ビピンナツス種の研究の中で、突然変異でできた黄色の花弁の花を発見した事から始まったそうです。

 その株をもとに、20年以上もの交配実験を行い、1980年ごろにはほぼ黄色の色素が定着した株が生まれました。

 佐俣教授が亡くなったあとも研究は引き継がれ、1988年に「イエローガーデン」という品種名で発売されるようになった、 と言うことです。

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●Chapter 337 秋です!秋の花といえば「コスモス」Cチョコレートの香りのコスモス 2006. 9. 23 ON AIR

 秋もかなり深まってきた今日この頃。ますますコスモスの花が似合う天気と気候になってきました。

 秋の代表的な花。コスモスの育て方からいろいろな雑学までお届けしている「秋です!秋の花といえば「コスモス」」。
今回は、チョコレートの匂いのするユニークな花「チョコレートコスモス」をご紹介しましょう。

 数年前から園芸店にも出回り始めた「チョコレートコスモス」。チョコレートの色をした花と、チョコレートのような バニラの香りがするユニークさで、一躍人気の花となりました。

 チョコレートコスモスは、キク科・コスモス属ですが、品種としてはコスモスとは別の扱いとなっています。
と言うのもこのチョコレートコスモス、原産地はメキシコの「アントロサングイネウス」という名前の花なのだそうで、 日本ではその姿と香りから「チョコレートコスモス」と名づけられ、今日に至っています。

 「品種としてはコスモスとは別の扱い」と言いましたが、チョコレートコスモスにしかない特徴が何点かあります。

 まずは、寒さに比較的強く越冬もできるため、多年草の扱いであること。
関東以西では、霜よけ程度の防寒で、越冬ができます。
さらにもう一つは”ダリア”でできるように、「塊根」と言われる根ができる事です。

 草丈は40〜60cmになりますが、鉢植えでも楽しむ事ができます。
切り花から花壇まで広い用途に使うことができます。

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●Chapter 338 秋です!秋の花といえば「コスモス」Dコスモス園でコスモス三昧! 2006. 9. 29 ON AIR

 いよいよ9月も終わり。深まる秋をより一層楽しみたい時期ですね。

 コスモスの育て方からいろいろな雑学までを特集でお送りした「秋です!秋の花といえば「コスモス」」。
最終回は、全国各地の有名なコスモス園をご紹介しましょう。

■黒姫高原コスモス園

・長野県上水内郡信濃町黒姫高原

 開園は今から30数年前という、観光コスモス園の草分けなのが、黒姫高原コスモス園。
スキー場のゲレンデを耕してつくられるコスモス畑は、なんと3.8ヘクタールと広大です。
広大な敷地に41品種100万本というコスモスが植えられているのですが、何とこれらは種を直播きしているのでなくて、 里で苗から育てたコスモスを、このコスモス園に植え込んでいると言うから驚きです。

チョコレートコスモスやオランダから直輸入したコスモスなど、珍しい花も観賞できるとの事です。
見ごろは10月初旬まで。

・お問い合わせ:黒姫観光開発 Tel 026-255-3171

■宮崎生駒(いこま)高原

・宮崎県小林市南西方

 14ha・約100万本ものコスモスが咲き誇るのが、「生駒高原コスモス園」
1963年にコスモス園を作り始めたという、こちらもコスモス園の草分け的存在です。

このコスモス園は、何と言っても霧島連山をバックにコスモスの咲く姿がとても雄大な光景であること。
標高550メートル地点に広がる生駒高原は、春はポピーと菜の花、秋はコスモスの名所として有名な場所です。
こちらも苗を一本一本手植えしており、花の美しさには定評があるそうです。

・お問い合わせ:生駒高原花の茶屋 Tel 0984-27-1919

■鷲ヶ峰コスモスパーク

・和歌山県吉備町

 標高586メートルの鷲ヶ峰の山頂に広がるというコスモス園からは、遠く淡路島、四国まで一望できるというロケーション。
このコスモス園の見所は、コスモスの上にそびえる風力発電機。
この風力発電のプロペラと、遠くの島々を一望できる雄大な光景はまさに必見です。
夜間はコスモス園と風力発電機がライトアップされ、また違った景色を見せてくれます。

見ごろは10月上旬ごろです。

・お問い合わせ:吉備町産業課 Tel 0737-52-2111

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●Chapter 339 秋はやっぱり「キク」@ポットマムとは? 2006. 10. 6 ON AIR

 秋の季節も深まり10月ですね。
本格的な秋で、秋の花も盛りのこの時期です。

 と言うわけで、今回からお届けする特集は「秋はやっぱりキク」と題して、この時期に購入したいポット苗のキクを ご紹介して行きたいと思います。

 そんな第1回目は「ポットマムとは?」です。

 よく園芸店や園芸用語で「ポットマム」という言葉を耳にします。
 これは「ポットに植えられているクリサンセマム」という意味で、それを省略した名前なのだそうです。

 そこで出てきた「クリサンセマム」という名前も、園芸店や園芸用語などでよく聞く名前ですね。
 「クリサンセマム」と名の付く花もよく園芸店で売られているかと思いますが、もともと「クリサンセマム」とは キク科の中の一つの属性のことを指します。
 ただし、最近ではクリサンセマム属の分類がいろいろになって、それらを総称して「クリサンセマム」と言う事が多くなってきた ということです。
 そんなクリサンセマムの花としては、「ノースポール」や「マーガレット」、「シャスタ・デージー」なども上げられます。

 さて、そんなポットマムですが、一般的にはポットに植えられたキクのことを指し、一般的な秋ギクのことを言います。

 花の時期は10月から11月ころです。

 鉢植えすると言う意味から通常は矮性品種で作り、摘心した直後に昼の短くなる処理をして、背丈の低い状態で花をつけさせます。

 一輪咲きタイプやスプレー咲きタイプとがあり、花色黄、白、桃などがあります。
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●Chapter 340 秋はやっぱり「キク」Aイソギク 2006. 10. 13 ON AIR

 運動会にお祭りと、忙しいこの季節ですね。
 そんな本格的な秋にお届けしている「秋はやっぱりキク」と題してお送りしている特集。

 今回は、磯に自生する小さな花をつけたキク「イソギク」をご紹介します。

 秋も深まってくる頃から、温暖な地域の海辺ど岩肌などに自生することが多いこの「イゾギク」。
特に静岡県の伊豆地方では温暖な気候も手伝って、イソギクの見所スポットがたくさんあります。
中でも下田の白浜海岸では、毎年11月に「いそ菊祭り」が開催されるほど、素晴らしい姿を見せてくれます。

 さて、そんなイソギクは、キク科・デンドランテマ属の多年草。

 少し肉厚のある、白い毛で覆われた葉と、小さな花をたくさんつけるのが特徴的で、整いやすい姿から、最近では花壇に植えつけたり 鉢植えにする事が多くなってきました。
 また、最近の品種改良で、黄色はもとよりピンクや白など、多彩な色の花が出回っています。

 花の時期は9月から11月終わりごろまで。
 置き場所は、できるだけ日当たりの良い所を選びます。また、耐寒性にも優れているので、真冬でも屋外での管理も可能です。

 増やす時は、挿し木か冬至芽(とうじめ)を分けて増やします。
冬至芽(とうじめ)とは、咲き終わって枯れた親株の周りから出てきた芽のことをいいます。
挿し木の場合は5月から7月頃、冬至芽(とうじめ)の場合はそれまでに行ないます。

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[第341回〜に続く↓]


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