Kics-FMとは、何でしょう?
(Kics-FM総合案内のページ)
Kics-FMは、滋賀県大津市で1989年〜1998年まで開局していた、ミニFM放送局です。
「ミニFM」とは何だろう?と思っている方に、ミニFMの説明をしておきましょう。
Mini FMとは?
ミニFMとは、ひとことで言うと「免許のいらない微弱な電波をつかって、
FM放送をしている放送局」のことです。
時は”80年の前半、アメリカ西海岸の文化がブームとなった頃、
当時の「既存の国内のFM放送」にない、カッコイイ番組を作りたい!
と思った大学生などの若者を中心に、ミニFMは爆発的に流行しました。
しかし、微弱電波を使用している関係上、せいぜい数百メートルの
エリアでしか聴くことができません。
Kics−FMの前身である「BSRT」が京都で開局したのも、
ちょうどそのブームのまっただ中、”83年の春でした。
その爆発的なブームから約10年後の”92年には
「波の数だけ抱きしめて」
(ポニーキャニオンよりビデオ発売)
と言う映画もつくられたので、もっと詳しく知りたい!と言う方は、そちらをご覧ください。
ちょっと無理のある設定ですが、
ミニFMの概要や仕掛けがわかりやすく説明されています。
さて、現在ではそのブームの時に開局していたミニFM局の大半が
閉局しているとみられ、生き残っているのはしっかりと信念をもって放送を続けている
ミニFM局のみである、と言われています。
また、「阪神大震災」でミニFMが活躍したのをきっかけに、
最近、多少の注目をあつめましたが、
FM放送の多局化や、市町村単位のコミュニティーFM放送の登場で、
今後のミニFMの真の「地元密着メディア」としての意義が問われています。
Kics-FMについて
さて、前項でも記述したとおり、Kics-FMはブームまっただ中の”83年3月、前身であるミニFM放送局
「BSRTradio station」として、京都で開局しました。
Kics−FMは、滋賀県大津市雄琴周辺で、周波数81.4Mhzで放送していました。
当局の放送は、「地元密着の情報と内容」にこころがけながら、ネット関係各局からの番組で
各地の情報などもONAIRするよう、
またFMと言うメディアの性質を生かして、音楽も満載でお届けするよう心がけてまいりました。
開局当時、こんな募集をしていました
1.Kicsをお聞きになれない方に・・・
Kics-FMの番組が聴きたくても聞けない方に、
Kicsでは年間を通しての共通の「ネタ」として、いろいろお便り、E-mailを募集していました。 |
1997年当時の番組表
PROGRAM
SCHEDULE(1997.10〜1997.12)
Monday | Tue. to Thu. | Saturday | Sunday | |
22 |
Repeat ON・AIR Zone ○22:00〜23:00 BEAT JUNCTION (Sat:22:30〜のRepeat) ○23:00〜24:00 SATURDAY NIGHT FLAVOR (Sat:24:00〜のRepeat) ○24:00〜25:00 RADIO LOVER'S (Sun:22:00〜のRepeat) |
T-Maintenance | WESTERN PURE COAST DJ:Funky Show --------------- ○22:30〜23:30 BEAT JUNCTION --------------- |
RADIO LOVER'S DJ:Rich'e |
23 |
内容未定 | |||
24 |
SATURDAY NIGHT FLAVOR DJ:Bigbrich"KOYUKI" & RYANG |
KZI MUGIC MAGAZINE DJ:生田一宇 | ||
25 |
ANGEL DREAMING | ANGEL DREAMING |